1999/04/26

いい加減な新聞記事
実に不勉強!これで新聞記者が呆れる。

市民共同発電所プロジェクトが4月19日の関西版の朝日新聞朝刊家庭面に載っているけど・・・

ま〜た、都合よく一部だけを書いているね。こういう書き方が一番問題だよね。こんなんなら書いてもらわん方がよっぽどマシだ。でも、問題点をきっちり指摘しておかなくてはいかんよな〜。

大体、共同発電所の発想は実行は当プロジェクトが始めたものなのに、この記事の書き方ではまるで「太陽光発電普及協会」が一番に始めたみたいに読んだ人は思うだろうし、こちらが補助金の在り方を問題としていると言う事を一言も書かずにいる点が気に掛かるし、何かちょっと問題ある記事だね。
 



【記事本文】 青字部分・中川加筆
 
                         自然エネルギーをもっと使いたい
 市民力で共同発電

太陽光や風力など自然エネルギーの利用をもっと進めようと、自分でアイデアを出し、実践する市民が増えてきた。共同で「太陽光発電所」を作ったり、毎月の電気料金に一定率を掛けた「グリーン料金」を基金に風力発電所建設に充てたり。背景には国へ頼るばかりでは、普及が遅々として進まない現状がある。

太陽光発電を導入している家庭は約1万軒で、全世帯の0.1%にも満たない。ネックは設置費用だ。国の補助金を利用しても、標準家庭で必要な3キロワット時の太陽電池設置に約200万円かかる。発電量が使った電力を上回る場合、電力会社が買い取る制度も有るが、費用回収には20年以上掛かるといわれる。

細かい事だけど・・・。システムの性能はキロワットであって時はつかないよ。(実は昔、僕も間違えた事があるので良く分かる。初心者に有りがちなミスです。ま、この程度なら笑って済ませるけど・・・)


そうした費用を共同で賄う事で設置者を増やし、太陽電池のコストダウンなどを図ろうと考えたのが、太陽光発電ユーザーら250人が会員の「太陽光発電普及協会」(井口正俊会長、事務局・大阪府八尾市)。昨年、「有限会社太陽光発電設備」を設立して共同出資による発電所作りの仲介を始めた。

屋根の提供者がいて、日当たりなどの条件が合えば太陽電池を設置する。提供者は使用分の電気代を有限会社に支払う一方、発電分金額の15%を礼金として有限会社から受け取る。設置費用は国の補助金と、一口百万円で募った出資金を充てる。出資者は、発電した額から礼金と事務手数料を引いた分を還付金としてもらう。すでに東京や鳥取など四ヶ所で計三十二キロワット時の装置を設置、十九人が出資している。

このシステムでは最終的な費用を担保できないのではないかと言う危惧がある。もし、出資者がお金の返還を求めたら返せないのではないかと思うけど・・・。どうなんでしょう?ま、間違っている国の補助金を貰ったら何とかなるか・・・・。


●              ●

別の市民グループは滋賀県内の三ヶ所で共同出資による太陽光発電を稼動させ、ほか数カ所で同様の「市民共同発電所プロジェクト」を検討している。第一号は、障害者と健常者が一緒に働く滋賀県石部町の株式会社「なんてん共働サービス」(溝口弘
社長)の屋根だ。1997年4.35キロワット時の太陽電池を370万円で付けた。地域ごとに、一口20万円の出資と屋根の提供者を募り、出資者には、発電分の金額を頭割りで分配する。

出資者でもある溝口さんは「頭で理解していたエネルギー問題が、実感として分かるようになりました。ただ、出資金の回収に四十年は掛かる。出資者、屋根の提供者それぞれの環境意識の高さに依存しているのが現状で、運動の限界もある」と言う。

私たちはすでにこの問題を指摘し解決策も提案している。にも関わらず、ここまでで終わると言うのは失礼な記事の書き方だ。自分の原稿の為に我々に運動の全体像を伝えず、矮小化しているって感じるのは僕だけかな?これには溝口さんも怒っていた。かれはちゃんと伝えたと言っていたのに・・・。それに、そもそも共同出資の発電所を全国で初めに作ったのは我々のグループなのだよ。全くね〜。
[写真にキャプション付きで・・・ 「太陽光発電所」が月にどれぐらい発電したかを示すボードと溝口さん]
(ボードには3月の発電量305キロワットと表示が見える)
 
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九七年に発足した「自然エネルギーフォーラム」(事務局・東京)は、一口三千円で基金を積み立て、共同発電所作りなどに充てようとしている。四百人から約百五十万円が集まった。昨年末に茨城県内に第一号を設置し、現在、東京都内で二つ目を工事中だ。

また同フォーラムでは東京電力から年一億円の寄付を受け、太陽光発電設置者に、国の補助金の約一.五倍にあたる1キロワットあたり五十万円を助成している。

こういうのを援助交際と言うのだ。やっぱり、都会の人は違うね。因みにうちの親戚がこれと同じ仕組みで生協が仲介をしているので設置したので、聞いてみたけど、このエネルギー問題の本質は全く分かっていなかった。東京電力も良い事をやっていると言う程度の認識だ。全くご苦労さま。点数を稼いだのは電力だけだったね。
昨年度までの助成は百九十件。事務局では「太陽光パネル一枚程度の小規模発電への助成も三十件ほどある。関心はあってもいきなり高額なものは無理と言う人も多いですから、徐々にと言う狙いです」。
自分の金でやらんかい!誰がそんなもん信用するかいな。
札幌市にある「生活クラブ生協北海道」(会員一万四千世帯)は今年三月、北海道電力の協力を得て、「グリーン電気料金運動」を始めた。
 
共同購入の集金システムを利用して、運動に参加する家庭から月々の電気代に5%を上乗せした額を集める。生協は電気代を北海道電力に払い、上乗せ分をグリーン基金に積み立てる。この基金で風力発電所を建設する計画だ。
 
「五%分を省エネで相殺すれば、電気料金は従来と変わらない。省エネと自然エネルギー普及に、個人レベルで同時に貢献できる制度」(同生協)。対象は年度内に千世帯を目標にしている。平均的な家庭の一ヶ月の電気代八千円で試算すると、千世帯の参加で年間に四百八十万円が積み立てられる見込みだ。
でも、風力発電は現在経済性のあるものを建設しようとすると1億5000万円ほど掛かるので、この金額では何年先になるのか分からない。ただ、参加者が増えればそれだけ力にもなると思う。それと、定率制で、環境負荷を多く出した人がその分負担すると言う事では汚染者負担の原則にも則った合理的な仕組みである。オリジナルアイデアの発案者としては自前でやる運動なので嬉しい。
太陽電池つけたい 風力発電建てたい 少しでも安く/グリーン料金

電気代1%上乗せ 独方式いかが
 
一橋大学商学部(環境経済)栗原四郎教授の話

売買電価格引き上げなどには、環境税などの金銭的裏付けが必要。だが現状では導入への合意は困難だ。意識の高い市民の負担に頼り、徐々に合意形成を図るのが現実的ではある。ただ、今の負担はあまりに重い。ドイツでは電気代の一%分を負担する運動がある。一%でも日本全国なら二百数十万キロワットの太陽光発電が可能。その程度で参加できる運動を期待したい。

それに栗原のおじさんのコメントでドイツでは1%を余分に負担する運動が有ると書いてあるが、あれは運動ではなくちゃんとオーソライズされた制度だよ!不勉強甚だしい、お間抜けな記者だ!(この不勉強記者の名前 分かっているけど書かないでおいてあげる)勉強して出直してこいって・・・。良い事をやっているから書いてやっていると言う傲慢さが出ているね。如何にも朝日新聞だ。



朝日新聞って自分でストーリーを作っておいて結構都合よく切り張りするんだよね。失礼な新聞じゃ!って意見は有る事をお忘れなくね・・・。読者を間違えさせると問題だよね。



朝日の悪口?だけじゃ公平を欠くので・・・

以下は読売新聞のいい加減なちょうちん記事 1999年4月25日朝刊経済面から

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>  「住宅」活況も追い風電気各社
>
>  開発・販売しのぎ
>
> 住宅市場が回復基調にあるのを追い風に、電気各社が住宅用の太陽光発電を開発
> ・販売を強化し始めた。太陽光発電システムは設置費用が高いのが難点だったが、
> システムを設置した家庭に対する補助金が99年度から拡充され、普及に弾みが
> つくと予想される。市場の拡大を見越し、電気各社の競争が激しくなっている。

金儲けの為には競争するぞ!彼らは商売だから当たり前。これまでだってやってきている。補助金無しでは無理だけど・・・。

>
> 太陽光発電は石油代替エネルギーとして研究が進められ、国は財団法人・新エネ
> ルギー財団(NEF)を通じ、94年からシステムを設置する家庭に補助金を出して
> いる。
>
> その普及を進めるため、99年度から発電量1キロワットあたりのシステム価格
> が95万円以下の標準的なものであれば、補助額を従来より5万円程度増やし、
> 最大で約33万円の補助金がつくようになった。
>

全くおかしな話でこれまで毎年、補助金の額は下げると言ってきたし、いずれこの補助金はなくすると言う事だったよね。違うかな?で、2分の1の補助金だったのを3分の1にしても薄く広くしてくれれば私たちは売る自信が有ると言ったのは業界の人たちなんだよ。だからこの補助金は2分の1が3分の1の補助金になったんだよ。私は当時の担当者から聞いた!

> こうした動きを捉え、シャープは太陽エネルギーを電気エネルギーに変える変換
> 効率を従来より0.7ポイント高め、15.3パーセントにした多結晶太陽電池
> を採用し、屋根を葺く際の下地の板に直接取り付けるシステムを開発した。屋根
> の上に太陽電池を置く方法に比べ、屋根そのものが電池となるため、施工時間が
> 短いうえ、小型化できるメリットがある。標準的な家庭で、月々の電気代の3分
> の2程度を、賄うことが出来る2.88キロワットの普及タイプで280万円台
> を見込んでいる。

去年と変わらん金額じゃないの?ハイブリッドはすでに去年下記の松下が開発済みで製品化しているし、

>
> また京セラは前年度比2000件増の5000件の受注を目指し、年度後半には
> 変換効率の高い電池の導入を予定している。すでに提携しているミサワホーム以
> 外の住宅メーカーへの売込みも図る方針だ。

ま、既に屋根材として組み込めば屋根の吹き替えは不必要になるのでもう十分にペイラインには乗っているよね。

>
> 松下電池工業や三菱電機は、99年度の受注件数で前年度比50パーセント増を
> 計画している。三洋電機は99年度の個人用住宅のシェアーを昨年度のほぼ倍の
> 20パーセントに設定している。
>
> 各社とも価格帯は標準的な3キロワットタイプで昨年より10万から15万円程
> 度安い280万円から300万円程度を見込んでいるが、販売競争によってさら
> に値引きされる可能性もある。
>