2004/01/11

ひむか3号くん 2年度(2002〜2003) 決算報告

大変遅くなりましたが、市民共同発電所「ひむか3号」くんの設置二年後の決算報告をし ます。今年になって再度確認のため、昨日、行ってきました。以下、昨日の晩出した報告メールです。


誇り高き!儲からない市民事業「市民共同発電所“ひむか3号くん”」の出資会員の皆様へ

「太 陽光・風力発電トラスト」運営委員・中川です。

  本日、串間へやっと行って来ました。発電所の屋根提供者の山下さん、今日は牛小屋の下に敷いていた敷きおがくず(って言っても、既に牛さんの糞などで   栄養分の豊富な肥料状態)の掻き出し作業中にお邪魔しまして、発電量を見て  きました。
 
   その前に、共同代表の田上市議にもお会いして、今後のことなども相談してまいりました。
 
  2004年1月10日現在で9373Kwが総発電量でした。金額換算では、現行の電力料金で 23万4325円です。やっぱ、儲からないというよりは、  損する事業ですな〜。(ここの場合は発電原価は68.8円ですから本来は、   64万4862円40銭、社会から支払われるべきものなんですけどね〜。)
 
  あはは、後出しのジャンケンが称揚される日本ではこうしたことを真面目にやるのは馬鹿ですな〜。(と、軽いジャブを入れながら・・・)
 
  遅れていた昨年度の決算をどうするかを考えました。
 
  一昨年8月までに決算は数字上では済んでいます。これはHPに掲載済みです。
   http://www.watsystems.net/~trust/kusima/himuka3kessan.html
  
   支払いに関しては、済んでいる方と済んでいない方が居ます。これは単に、 私がサボってたからと言うだけのことなんですけど・・・。貰ってない方連絡ください。
  
   (こりゃ、訴えられても文句は言えんですね。それで、昨年中ごろに、出資金を返せといわれた方が居たので、元本のみは私が立て替え弁済しました←つまり、 元本保証したん です。今回のプロジェクトに関しては最初の取り決めとして、配当金を受け取った場合はその分を差し引いてその元本との差額分の弁済を受けることが可能と しときましたので・・・)
  
   破綻した、佐賀商工共済とは違って随分、まともだな〜って思います。ノンバンクとは違って、実物生産財への投資なんですから・・・。ま、そ の期間、きれいな電力を生産したというのは確かですから・・・。
  
   で、今回の決算に関しては、まだ、補助金と同額を原資に寄託した宮崎お日様基金の残金額のことも有るので、一昨年9月1日から昨年8月末までの総発電量 への配当計算を行ってその分を支払うということにするのが妥当だろうとの結論に達しましたので、そういう方針で行います。
  
   ただ、この8月末の総発電量が不明なので(確か、見に行ったんだけどその記録がどっかに行っちゃったんですわ)で、これを一昨年の分で計算した分から日割 り計算で出して、その分の支払いを山下さんに請求し、決算するという事で山下氏の了解も得てきました。
  
    また、支払いに関しては一昨年は振込みで行いましたが、有り難味を増すため?と振り込み手数料の削減、これまでの経緯の報告書などを印刷物として皆さんに お配りすることも考えて、当方の配偶者が「そのぐらいは手伝ってあげるから」と言うので郵便為替とすることに致します。(でも、この計算 が面倒なんですよね〜。(電卓電卓!)計算式は前年度の手法を踏襲しますので、ご了解ください)
   
    それと、ひむか1号クン関連の報告です。
   
    三戸サツエ三のところにも寄りました。実は、ここの発電所はHPにあげた報告にも書きましたが、インバーターの調子が悪くて、発電量が低空飛行してまし た。
   
    (それでも、発電原価保証を行いましたところ、一昨年分は33万2540円となりましたので、ここから3口分をひむか3号クンへの出資分として出していた だくということでご了解を頂きまして初年度決算は終わっています。  残りは運動の資金とすることに三戸先生と話をしました。一応、私が預かっています。これは「太陽光・風力発電トラスト」の資金ですけど、トラストが休止状 態なのでそうするしかないでしょう・・・)
  
(で、 ひむか1号クンにはひむか3号君の設置工事を担当した都城市のソルテクスからインバーターが一個余ってるので寄付するとの話があって、昨年の初めごろに三 戸先生の事務所宛に送られてきておりました。 工事はいずれしまするって事になってたんですけど私もソルテクスも時間が無くそのままになっていたのですが・・・。宮崎 にあるサンオブサンカンパニーという京セラの販売店が三戸先生とひむか1号クンをインフォマーシャルに使いたいと言う事で、事後了解なんですけど、テレビ に出しまして、(私は見てませんが)その出演料として三戸先生に何かお礼をと言われたときに、三戸先生が「調子が悪いので何か来てるんだけど何とかなるか ね?」と話されたら、直ぐに、10人ほどがやってきて周りの草刈りやインバーターの工事を2日間ほどかけてしたという事でした)
  
確か に草ぼうぼうで調子の悪かったのがちゃんと動いてました。で、工事後の総発電量は134Kwhほどになってました。出力は夕方だったので200Wしか出 てなかったけど・・・。我が自宅のインバーターと同型なのでその表示装置も同じものでした。以前は室内では見えなかったけど、今回は室内表示装置が付いて ます。
  
  以前のインバーターの部品は置いてあります。ただ、外側の入れモノ用にその装置の外側を使っているので、インバータ自体は部品だけになってしまっていてど うしたものかと思案してます。
  
  で、「今後、この発電設備は当方が無料で面倒見ます」と約束して帰ったそうです。で、これに関して、その後、そのエージェントとなったUMKエージェン シーというう代理店から私にメールが来てまして、近々、そこの社長に会ってみるかと思っています。 これについてはまた報告を上げます。
  
  で、度々、自然エネルギーにて地域振興を図られるべきだと申しれをしてきた串間市は合併をしないことになったと田上さんから聞きました。その理由 は市長や議員が自分の椅子を失うことを恐れてのことらしいです。で、次は先にペンディングとなっていた串間市への提案を再度、行うことにしました。(時期 は未定)
  
  で、時期に関しては相談してということですけど、何せ、このままでは駄目だろうということで、ちょっとましな若手も含めて勉強会を立ち上げて行くという事 になりまして、田上さんが皆さんに声を掛けてみると言う事です。

しかし、合併は問題の先送りなんですけど、それがわかっててt合併をしないのではなく、単に、自分らの目先の損得勘定で合併をしないことを決めた現市長や 議員諸氏はどう責任を持たれるのでしょうか・・・。実に不思議な町ですわ。



さて、上で昨年夏の終わりごろに発電所の数値を 失念と書きましたが見つかりました。その時点までの総発電量は、8298KWh  でした。確か9月に入ってからすぐです。前年が 4360Kwh で したから 3938Kwh です。ただ、前年度の数字は約一か月半の 発電量を含んでいますので、一日平均10.78Kwhですから、ほぼ同等の数値だといえます。

で、この数字を決算用の数字として使いますのでご了承ください。

ひむか3号君 2年度決算数字 2001年7月運転開始

  総出力 3.75KW  2002年9月1日から翌年(2003)8月31日まで
  
 総発電量  3938KWh 売電 98450円(25円/KWh) 

 (会員一口あたりの総発電量 155wh  売電収入 3895円)

売電料金は電力企業への売電価格から逆算。設置場所提供者の山下芳数氏はこの価格での全量購入に同意されてます。

 1日平均    10.78KWh

設置初期費用 250万円 (66.84万円/Kw)  

20年間総費用(金利4%複利)←借り入れを想定 547.8000円(250万円 ×1.04の20乗)

20年間予測総発電量 79570Kwh    試算発電原価  68.8円  とした。

※現時点での電力への売電価格 25円/Kwh  本来支払われるべき金額 27万0934円

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【参 考】

ひむか1号くん  2年度決算数字 1994年8月 運転開始


 総出力 4.50KW 

 総費用  550万円  (1205万円)

  100万+250万+50万+110万(インバーター)+40万

      50w×20=1000 63w×50=3150 53w× 10=530

20年間予測発電量 90000KWh 

昨年同様記録が不明なのであるが、ほぼ同等の性能を発揮したものとして計算 することとした。

 今年度対象発電量 220Kwh×12= 2640Kwh

この年度の発電原価は公式数字では225円だが、このプロジェクトではぎり ぎりの数字として掛かった費用で計算すると133円ほどとなった。安易に補助金 に頼らないという事で調べに調べてさらに交渉して出した価格である。この数字には設備設置費用等は参入されていないので、これを含めるとさらに50万円ほ どが掛かる計算となる。こうした点を考慮しこの発電所の発電原価を決定することとした。

  約 146円 となる。

 【 初期設置総費用600万円 × 1.04の20乗 】

※ 現時点での電力への売電価格 20円/Kwh とのこと。




それぞれの発電所へのお日様基金からの生産奨励金の決算(案)

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 ひむか3号君

 68.8円×3938Kwh=27万934.4円 

 基金の奨励金の内訳

 発電原価との関係
 25円/KWh   一般電力料金(設置者からの収入)

以下「みやざきお日様基金」から支出

 25円/Kwh   ピーク対応電力負担分               9万8450円
 18.8円/Kwh 発電原価保証公的資金負担分 7万4034円

 奨励金合計総額  17万2484円となる。

 この奨励金の金額と山下氏への電力売却金額 98450円 の  

     合計27万0934円が今回のプロジェクトの収入です。
 
 これを出資口数25口で割ったもの 1万837円を配当することとなります。

 内訳としては
 一口発電量相当分  157.52Kwh ×25円   = 3938円
 同上ピーク対応電力負担分   (同上)×25円  = 3938円
 同上発電原価保証公的資金負担分(同上)×18.8円=2961円

 となる。 

但し、今年度の支払い可能金額は22万0202円です。これは一口あたり8808円となります。

内訳は

 一口発電量相当分  157.52Kwh ×25円   = 3938円
 同上ピーク対応電力負担分   (同上)×25円  = 3938円

は試算値を配当しますが、 同上発電原価保証公的資金負担分(同上)×18.8円=2961円 はお日様基金のが払底したためkの35%分の1036円と なります。
     

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 ひむか1号君
  20円×2640Kwh= 5万2800円(電力企業から支払われたお金)
 146円×2640Kwh=38万5440円(本来のあるべき総収入)
 126円× 同上    =33万2540円(お日様基金から支出)

   (内訳)電力ピーク責任分                        7万9200円   30円/Kwh
                 公的資金による発電原価保証分 25万3340円  96円/KWh  

 20円/Kwh 一般電力料金収入分(設置者からの収入)の52800円分は設置時の約束により三戸サツエさんの事務所への寄付金(インバーター 負担 分)として処理されている。今回のプロジェクトによる基金からのひむか1号クンへの奨励金は初年度分は当初達成されていなかったひむか3号クンの3口分の 出資金となりました。その余りの金額3万2540円と今年度の奨励金16万7869円(内訳:電力ピーク分7万9200円、公的支金分 8万8669円) は運動の経費としてプールされます。



■今年度の宮崎お日様基金からの支出分■        

      合計              電力ピーク責任分    公的資金分     

    33万2540円(ひむか1号分)  7万9200円   25万3340円 (支払い可能金額 8万8669円)     
 
    17万2840円(ひむか3号分)  9万8450円    7万4034円 (  同上      2万5912円)

    小計                 17万7650円   32万7374円 

    支払い可能分              全額      35%(4.2か月分)  
 
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合計  50万5380円となるべきだが、電力ピーク貢献での電力負担義務分の支払いも公的負担資金分の原資となるべき繰越金が足りないくなっている。

宮崎お日様金内訳

        初期原資    昨年度支払い  次年度繰越残額   今年度支払い    繰越し残額

 電力分   44万2800円−18万8200円=25万4600円 −17万7650円=   7万6950円

 公的資金分 45万円   −33万5303円=11万4697円 −32万7340円= −21万2643円

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という事で、今回の決算に関しては、基金の限界から公的資金での発電原価保証を4.2カ月分だけしか行えないことが明らかになりました。残念です。と言っ てもこれは当 方のプロジェクトだけではどうしようもない事ですのでご了解ください。ただ、50円に設定した電力のピークカット買い取り義務分の原資はまだ7万6950 円ありますので、これは発電3年目年度も続けます。



山下芳数さんへの請求金額に関して  

現時点で宮崎お日様基金からは昨年の支払金の残額電力分が25万4600円と公的資金分が11万4697円が全額、設置者の山下芳数氏への無利子貸し付け 金となっている。しかし、上記のように公的資金分に関しては今年度の支払いを行い得ない状況となっています。で、取り敢えず、11万4697円と今年度の 電力分の17万7650円との合計29万2347円を支払ってもらい、さらに電力販売金額の9万8450円を支払ってもらうこととします。

以上を一昨年9月1日から昨年8月31日までの決算とします。それぞれの出資会員には出来る限り速やかにこの決算に基づいたきれいな電気の配当金を支払う こととします。

という事で、来年からは、新たに公金からの設置時補助金の有るプロジェクトをが立ち 上がらない限り、お日様基金は原資不足となりますので、ここから支援はなくなります。で、ひむか1号くんは発電原価 146円の電力を20円ほどで、 ひ むか3号くんは 発電原価 68.8円の電力を25円で社会へそれぞれの設備が壊れるまで供給することとなります。