2000/05/15

串間市の風力発電の不思議

先日、ちょっと遅い連休で、宮崎に戻った。この時に、新たな市民共同発電所を作るために串間市へ行ったのだが、ついでに、串間市が作ったという風力発電所を見てきた。場所は、串間市の町の中心部の西側にある第二高畑山といわれるところで、頂上には昔からNHKや民放の放送所のあるところ。

 

で最近は大型のNTTの携帯電話の基地局もある。また、パラグライダーやハングライダーなどのスカイスポーツ用斜面が整備されている。眺めは良いよ〜。つい最近までは舗装もされていなかったけど頂上まで舗装されている(必要かどうかは知らないけど・・・)

と言うことも有ってか、風力発電機の設置されている場所は最もいい条件と思われる山の頂上を少し外れた場所である。何でなの〜?

 

この機材の出力はなんと250KWである。最近のトレンドは1MWである。殆ど同じ時期に建設された、同じ宮崎県の北方町にある風力発電機は750KWでここの3倍はあるのだ。どうしてこんな小さいのを建てるの?

ここで掛かった費用は看板に書いてあるのをみると1億1000万円である。(こりゃ、高〜い!)幾ら、国からの補助金が出ているからってこの価格は一体どういうことなの?昨年で1MW機が1億5000万と言われていたのだよ。こりゃ、税金の無駄遣いじゃないの?って疑問が次々に出てくる・・・・。

ここに書かれている付帯工事ってのが曲者かも・・・。要するに、これをちゃんと事業として考えているのではなく憩いの場って程度に考えているのだろう・・・。だって、これがたったの一基だけ立っているだけだもの・・・。

導入の経緯だって凄く不透明だし・・・。九電が原発を凍結した?って話が出たら突然?ここの話が出てきたし、それも、都井岬とか高畑山が最初の予定地だったと言う話もあるけど、(確か、調査はそこでやった筈)それが、後から「国定公園内で駄目だった」とか言ってここになったと言う事も聞いている。(そんなもん始めから調べておくべきだろう)

さて、5年ほど前に、私たち「太陽光・風力発電トラスト」は串間市に自然エネルギーで町おこしをすべきだという提言を行っている。で、協力しますよと言っているにも関わらず、こんな馬鹿高いもの?を買っているのだ。どうも、この導入に関しても不透明だよな〜。

で、この山の一帯にはまだまだ、可能性が見えているんだけど、どうなっているんだろう?

今度聞いてみよう・・・。(それで、串間市がちゃんと考えているかどうかが分かるだろう・・・)



2000/05/22

そのお隣、鹿児島県の風力情報

※ あらあら、またしても商社だ。丸紅は新顔かな?トーメンが北なら丸紅は南?金になるなら何でもするぞ!新エネだって商売商売。儲かるならやりまっせ。原発よりはマシでんがな?って。構造は似ている気もする・・・。


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風力発電建設計画 大隅に国内最大級−2002年稼働目指す

http://www.minaminippon.co.jp/2000picup/2000/05/picup_20000519_3.htm

大手商社の丸紅が、肝付郡根占、佐多両町に国内最大級(合計出力2万6000キロワット)の風力発電所の建設を計画していることが18日、明らかになった。通産省の外郭団体、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の認可を待って、2002年の稼働を目指す。商社丸紅が国内最大級の風力発電所の建設を計画している肝付郡根占、佐多両町の予定地は標高300−500メートルの高台で毎秒5、6メートルの風が吹き、風力発電所の立地に適している。町や県はクリーンな新エネルギー開発に期待している。

九州通産局は鹿児島、長崎両県を中心に風力発電所の建設可能地が多いという。計画があるのは根占町野尻野地区と佐多町大中尾地区で、いずれも養豚や養鶏など畜産が盛ん。

根占町では2月に町や議会、各種団体など20人による自然エネルギー開発プロジェクトチームが発足。地元説明会で畜産関係者から「風切り音は家畜などに影響はないか」などの質問が出たという。

佐多町も新エネルギー検討委員会を設置、検討を重ねている。

県企画部の和田正道部長は「地球環境を考えた場合、クリーンエネルギーの推進は重要。計画が実現すれば地域にとっても好ましい」と話している。九州通産局が18日発表した報告書によると、九州七県は年間を通じ平均5メートル以上の風が吹く離島や半島などに恵まれており、建設可能な面積は計約125平方キロで全国の16.5%。

中でも鹿児島県は62.63平方キロと九州全域の半分を占める。県内の風力発電施設は九州電力の野間風力発電所(川辺郡笠沙町、合計出力1500キロワット)、甑島風力発電所(薩摩郡里村、250キロワット)、指宿郡頴娃町が「アグリランドえい」に設置した発電装置(495キロワット)がある。
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また、紙面を入力していただいたものをeco-linkより転載します。

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>南日本新聞、5月19日朝刊1面
>  丸紅が風力発電建設計画
>  大隅半島に国内最大級
>  合計出力2万6000キロワット
>  2002年稼動目指す
>
>  風力発電は石油火力や原子力に変わる環境に優しい新エネルギ−として注目
>  されている。関係者によると民間企業の風力発電としてはトーメンが建設した出力
>  に2万キロワットの発電所(北海道苫前町)を抜いて国内最大規模になるという。
>
>  丸紅は今後4ー5年内に、国内各地に風力発電所を建設し、合計で20万キロワット
>  を確保したい考えだ。
>  計画によると、発電所を建設するのは、佐多町と根占町にまたがる地域で、両町に
>  それぞれ出力1300キロワットの風力発電設備を10基ずつ設置する。
>
>  丸紅は現在、風調査を実施しており、結果がまとまり次第、NEDOに補助金を申
>請。
>  許可が得られれば、発電所の運営会社を設立する。発電所から得た電力は、すべて九
>  州電力に買い取ってもらう。許可は7月の予定で、そう事業費は約50億円。
>  うち3分の1が補助と言う。
>
>  同社の風力発電事業は、北海道島牧村に建設した出力4500キロワットの発電所が
>  今月中にも稼動。稚内市にも1万5000キロワットの風力発電所を建設している。
>  大規模な風力発電施設は、発電コストがほぼ水力発電所なみに低減している。
>  ただ、発電が風任せとなるなど出力の不安定さを指摘する声もあり、技術的な
>  課題克服が今後の普及の前提となりそうだ。
>
>  「観光スポットにも」
>  税所篤朗、根占町長の話
>  議会の同意を得られるように努力し、新エネルギ−開発をぜひ、成功させたい。
>  また、観光スポットとして生かしていきたい。
>
>  「脱公害に期待」
>  永山友一、佐多町助役の話
>  正式な決定ではないが、公害を出さない環境にやさしいエネルギーとして
>  期待している。
>
>  =同紙26面=
>
>  風力発電計画
>  毎秒6メートルの好適地
>  根占、佐多新エネルギ−に期待
>
>  商社丸紅が国内最大級の建設を計画している肝属郡根占、佐多両町の予定地は
>  標高300ー500メートルの高台で毎秒5、6メートルの風が吹き、
>  風力発電所の立地に適している。
>  町や県はクリーンな新エネルギー開発に期待している。
>  九州通産局は鹿児島、長崎両県を中心に風力発電所の建設可能地が多いという。
>
>  計画があるのは、根占町野尻野地区と佐多町中尾地区で、
>  いずれも養豚や養鶏など畜産が盛ん。
>  根占町では2月に町や議会、各種団体など20人による
>  自然エネルギー開発プロジェクトが発足。
>  地元説明会では、畜産関係者から「風切り音は家畜などに影響はないか」等の
>  質問が出たと言う。
>  佐多町も新エネルギ−検討委員会を設置、検討を重ねている。
>
>  県企画部の和田正道部長は、「地球環境を考えた場合、クリーンエネルギーの
>  推進は重要。計画が実現すれば地域にとっても好ましい」と話している。
>
>  九州通産局が18日発表した報告書によると、九州7県は年間を通じ
>  平均5メ−トル以上の風が吹く離島や半島などに恵まれており、建設可能な
>  面積は計125平方キロで全国の16、5%。中でも鹿児島県は62、63
>  平方キロと九州全域の半分を占める。
>
>  県内の風力発電施設は九州電力の野間風力発電所(川辺郡笠沙町、合計出力
>  1500キロワット)甑島風力発電所(薩摩郡里村250キロワット)
>  指宿郡頴娃町が「アグリランドえい」に設置したの発電装置(495キロワット)
>  がある。
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