1997/07/19


麦の家にて


目の前に元気良く伸びた、青い稲が見える。

ここは下阪本の山際の農家のです。当家のご主人は畑に、肥やしをまいている。今日は風邪が心地よく吹いているが、時たま、風向きによっては昔良く言った“田舎の香水”が鼻をくすぐる。目の高さの田んぼは昔は山の一部だったという、それを削って田んぼにしているのだが、この母屋の縁側より高いくらいのところにその田んぼは見える

「稲の育つ様子が良く見える」そうである。確かに・・・よ〜く見える。その田んぼの中には、おたまじゃくしがのんびりうようよ、赤く糸ミミズがわいていたり、トンボが上を飛びまわっている。

この母屋屋根は葦ぶきである。この建物、今、伺った所、昭和30年に建てられたという。築後42年ですね。(私と同い年)

ここにこられて農作業をされていたのが 市橋 宏 さんです。化学メーカーで開発に携わってこられたかたですが、この家の当主 山崎氏と3人でお昼を食べながら、現代文明の問題点について話をしました。

山崎氏も話しておられますが、結局、我々の現在の文明が 一方的に過ぎる。物質循環が成立していない事が根本的に問題になっているという点でした。あの、阪神大震災のことからもそれは明らかだということでした。