2004/08/03.04

ものぐさ色のプリウス  その1

このページはも のぐさ色のエコビッツの続きである。

とうとう買ってしまった。何しろ車というものは環境破壊の元凶の様なものである。で、乗 らずに済ませるなら乗らないのが一番なのだが、出かけるに当たってはこの便利さは如何ともしがたい。特に、田舎に住んでいると車を拒否して生きるというこ とはまず無理である。都市ほど公共交通機関というものが無いからだ。バスにしろ汽車にしろ1時間に一本かひどい場合は一日に数本だ。

勿論、文明というものを拒否する自給自足型の生活を送るなら出来ないことは無い。しかし、それほど、人間嫌いでもないし、第一、仕事の関係上出て行かざる を得ないのだ。

出来ることなら自然エネルギーでその燃料が作られるようになれば良いのだけど、まだまだ安い化石燃料が幅を利かせていてそんなものは販売されていない。 BDFみたいなものもあるが、残念ながら一般人に簡単に手に入るものでもない。さて、何故、化石燃料が安いか?その理由は実に簡単なことで、再生コスト無 しだという事だ。それ以上の理由は無い。で、取り敢えず、選択の出来る中でもっとも燃費のよいものを選んだ。

上記のエコビッツはモニターに当選したので乗っていたのだが、おそらく、モニターにならなければホンダのフィットを選んでいただろう。ただ、乗り心地とか はビッツのほうが上である。つまり、消費者として選択するなら快適なほうが良いに決まってるのでもっと燃費が悪くてもそういう車を一般的には選ぶことにな るんだろう。



さて、買ってから実は2週間ほど経っている。もっと早くこのレポートを上げるべきだったのだけど、実は、この3年間仕事をしていた佐賀県から転勤で宮崎へ 戻らねばならずその引越しなどでてんやわんやでその暇が無かったので遅れてしまったのである。

さて、この車、一言で言うなら・・。

ガ ソリン・エンジン発電機つき半分電気自動車  

である。それ以下でもそれ以上でもない。ただ、グレードは最高のものを買ってしまったので、(こんなところで贅沢して何考えてるんだ?)いろいろ付いてい る。テレビまで付いてる。さらにバックモニターとか結構至れり尽くせりである。税金込みで300万円以上するんだからそりゃそうだろな〜。

で、テレビが付いているのは今日になって気が付いた。(でも、これは受信料を支払っていない。不公平であるな。このテレビの特にNHKの受信料制度の関し てはいずれ考えていることを書くつもりである)後はハンドルに様々のリモコンが付いている。エアコンの温度設定、カーステレオの音量、CDやMDはては FM,AMの選択。さらにはカーナビの音声入力とか・・・。どうやって使うのかまだわからない機能が満載である。車で生活するんじゃないからそんなに付い ててどうするんだ?でも、金さえ掛ければ実に便利に?なるようにこの世の中なっているわ。

さて、乗り心地は悪くは無い。で、運転してみてどうか・・・。

予想よりも燃費はペケである。カタログ値は32.5Km/lだけど、平均20Km/l行くか行かないかである。それでも他の普通車に比べれば倍ぐらいだけ どね。何しろヴィッツという燃費の良い車に乗っていたのでそれほど良くなったとは思えないのである。ただ、同じように運転するとヴィッツよりは20%ほど 燃費が向上したと思える。高速道路を平均100Km毎時で走ると、ヴィッツの場合は極端に燃費が悪化して18Km/l程になってしまうのだが、プリウスは 20Km/L程となる。で、この車にはオートドライブ機能が付いていて最高115Km毎時まで設定が出来るのが楽といえば楽である。それでも燃費はヴィッ ツよりも良い。

走っているときは、ヴィッツのほうが瞬間燃費は表示上良いこともある。(これは瞬間燃費の見える装置をつけたので判るんだけど)、60〜70Km/hで 走っているときのヴィッツの燃費は45〜70Km/Lぐらいになることがある。しかし、プリウスの場合は18,5Km/Lぐらいである。ただ、発電機がつ いてて馬鹿でかいバッテリーにブレーキを掛けた場合に捨てる分のエネルギーを回収することなどでトータルで良くなるということらしい。確かにインテリジェ ントだ。そのプログラムは中々のものだろう。これも人間の知恵の産物だろう。しかし、これは省エネ技術で太陽光発電のように創エネでは無い。

で、Sというグレードのものを買ったのだけど、これは普通のやつのほうが良かったと思える。乗り心地がごつごつするのだ。この車はのんびりと省燃費を心が けて乗るべき車なんだと思う。この点失敗だと感じている。(ああ勿体無いことをした)で、この車に関してはエコカーということで(どこがエコなんだ?結局 化石燃料を食い潰すんだから・・・)おばかな政府が補助金を出している。これは自動車産業を育成するための補助金である。別に、環境に良いからというのが 第一の目的ではないのだ。世界的な流れの中でそうした技術をメーカーが獲得して生き残れるようにする為で、一般人のことを考えてやってるわけでもない。太 陽光発電の補助金制度でそれは良くわかったんだけどね。

で、それを使うことにした。20万円ほどくれるらしい。でも、元は俺が支払った税金の一部だろう。でも、考えてみれば自転車の乗っているとか歩いていると かしている人のほうがよっぽど環境負荷は少ないのだからこの人たちのことをもっと優遇すべきだろう。

だ・か・ら・・・、どうしたら良いのかを考えてみると。

兎に角、環境負荷の大きなことをしたらコストが掛かるようにすればよいのだわね。こんな程度の補助金を出すならガソリン価格を上げれば良いだけだろうな。


よりよき未 来環境創出支援の為の責任税

ってなものを取りゃいいのだよ。
そうすりゃ、誰もがこぞって良い燃費の車 を購入するさ。それと燃費計を義務付けてしまうというのも一手だと思うわ。結構。気をつけるよ。

でも、お役人連中はそういうことはしない。個人的にそう思っていても、根本的に変えることは出来ないのだ。組織の利益が既得権 益を持った連中と裏で繋がってるからな。経済産業省の役人の天下り先を確保するためには未来の人間の権利なんて放って置くべしなのだ。それが自由主義経済 の良い所なんだという変な奴が主導権を握ってるしな〜、このままじゃ地獄行きなのかもね。と暗澹たる気分となる。


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温室効果ガス : 業界別に排出量削減目標 経産省が義務付け

 経済産業省は2日、今年度改定する政府の地球 温暖化対策推進大綱に、産業別の温室効果ガス排出量の削減目標を盛 り込む方向で最終調整に入った。産業界は、業界ごとに自主的な削減目標を掲げているが、大綱で義務付けることで、一段の努力を促す。同時に、現行の対策だ けでは京都議定書の目標(CO2を含む温室効果ガス全体で90年度比6%減)達成が困難なため、海外での排出削減量などを国内分に算入できる「京都メカニ ズム」を積極的に活用し、完全達成を目指す。

 産業界は、日本経団連傘下の35業種が、業界 ごとに自主計画を策定し、全体で90年度比0%以下にすることを目 指している。同省は、CO2排出量の4割強を占めている産業部門の取り組みを加速させるには、自主的な目標を義務に改める必要があると判断した。新大綱に 明示する業界ごとの数値目標は、原則として自主計画のものをそのまま使う方針だ。

 また、産業部門が目標を達成しても現行対策の ままでは、▽民生(家庭・業務)部門で世帯数や、エアコンなどエネ ルギー消費機器の保有台数が増加▽運輸部門で自動車保有台数が増加−−するため、10年度のCO2排出量は90年度比5.5%増に達する見通し。CO2以 外の温室効果ガスの削減を含め、大綱の目標が達成されたとしても、京都議定書目標にはなお1.6%分、届かない。

 そこで、先進国が途上国の温室効果ガス削減事 業(クリーン開発メカニズム「CDM」)に技術供与や資金援助をす ることで、CDMによる削減分を先進国の目標達成分として算入できる京都メカニズムを、政府として積極的に活用することを新大綱に明記するよう提案する。 さらに、来年度以降の不足分を埋め合わせるため、同省のCDM補助事業予算を今年度(24億円)より大幅に増額し、10年度までに不足分を京都メカニズム で補える体制を整える。【須佐美玲子】

 ◆業種別の主な削減目標◆

 業界名 90年度の値 削減目標

【CO2排出量・万トン】

ガス    116  37%減 

自動車部品 725  7%減 

自動車   759  10%減 

【エネルギー消費量・万キロリットル】

鉄鋼   6396  10%減 

石炭     93  6%減 

電線     58  0%  

板ガラス   71  15%減 

*目標は2010年時点での90

年比の削減率

毎日新聞 2004年8月3日  3時00分

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まるで、一般の消費者が悪いようにも読める記事だが、実はこの消費者にエネルギーを大量消費させる道具を売りつけているのはお金儲けを義務付けられている 産業資 本企業社会であるのだ。これどうします?

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朝日 http://www.asahi.com/business/update/0804/TKY200408030383.html

温室効果ガス対策、国内でも排出量取引制度 環境省方針

 地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを削減するため、環境省は3日、企業の自主的な参加による国内排出量 取引制度を来年度から始める方針を固めた。企業側は事業所ごとに同省と削減目標を取り決め、そのために必要な省エネ機器設置の補助金を受ける。目標よりも 削減できた分は、達成できなかった企業に売ることができる制度。国内で導入されるのは初めてで、同省は、来年度20〜30事業所の参加を見込み、数十万ト ン分のCO2を削減できるとしている。

 企業側は、会社単位でなく、工場や事務所などの事業所ごとに、電気使用量などから温室効果ガスの基準排出量を設定。省エネ設備に補助 金を出してもらう代わりに、削減量を約束する。

 補助対象としては、発電とともに熱を回収して給湯などに使うコージェネレーション(熱電併給)やオフィスのエネルギー消費を抑える制 御システム、バイオマス発電などが考えられている。

 約束の削減量が達成できない場合は、ペナルティーとして補助金の返還を求められる。ただし、目標以上に削減した事業所から未達成分を 購入することで、削減分の不足を補える。こうしたやりとりで、全体として費用対効果の高い削減が図れるという。

 来年度は参加する事業所の設備に対する補助額や削減量の審査などの準備期間にあて、06年度から制度を本格的にスタートさせたい考え だ。同省は20〜30事業所の参加を予定、1事業所につき約1億円の補助を考え05年度予算の概算要求に盛り込む。

 日本は08〜12年に温室効果ガスを90年比で6%削減することが京都議定書で求められているが、02年度は7.6%の増加となって おり、新たな削減策が求められていた。そのため、同省は企業に排出量を割り当てる方式を考えたが、産業界に反発が強いため、自主参加とした。

 03〜04年度に排出量取引のシミュレーションを行っており、延べ36社が参加した。

 同省は、この試行を通じて「制度が本格的に動き出せば、削減に効果があるだろう」と自信をみせる。

 日本経団連は「自主参加であっても政府が関与する形の排出量取引制度は問題が多い。産業界は自主行動計画で排出を抑える約束をしてお り、取引制度を導入しても削減量は増えない」と反対している。 (08/04 03:04)


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環境に良い事したら経済的にも実にお得ですってな枠組みを作るべきでしょう。誰が、自分だけ損することします?そんな人の善意に頼ってるから世の中ちっと も良くならないんじゃないか!上の仕組みだってそうだろう?経済的にお得な制度をつくって効果的に進めようなんて考えてるんだからね。ダブル・スタンダー ドはおかしいよ。


2004/08/25

プリウスは購入後、ほぼ一ヶ月がたった走行距離は既に2500Kmほど。で、気になるのは燃費だ。今回、ちょうど一ヶ月目にして約1000Kmの長旅をし た。で、使った燃料は49Lほどである。1L当り約20Kmである。そんなに期待した程でも無いのが残念である。しかし、どう程度の車ならこの半分だろう なとは思う。つまりこの倍の距離と同じCO2排出量で済ませているのだ。ま、評価されても良いだろう。(勿論、乗らないのが一番よ)

この車良いことがあった。後ろの座席を倒すとほぼフラットになる、で、斜めになれば寝られるのだ。で、エアコンが電動なので(つまり家庭用エアコンと同じ だ)無駄にエンジンが動き続けることは無いのだ。普通の車なら動いてなくてもエアコンの動力を取るためにエンジンが四六時中動いてないといけないのだわ。 これはもしかするとあの大型トラックのエアコンもそうしたら随分と良いのではないだろうか?あれはかなりの燃料を使っているだろうし、それにうるさいから ね〜。こりゃ、一考の価値ありでしょう。

最近、ガソリン価格が上がって、米国では人気が出ているらしい。つまり、経済的な要因で動くんだよ。世の中は・・・。だから制度設計をちゃんとすればそう いうものは簡単に普及するのだわ。化石燃料の価格は上がったほうが良いのだよ。環境問題はそうして解決するのが一番だ。

2006.02.13

随分書かなかったけど、何と既に3万5000Kmも走ってしまっている。実に大量にCO2を出してしまった。さて、燃費がいくらかと言うのが最も興味のあ るところだろう。昨年の夏に一番長距離を走ったときの数字を出しておく。



 よく走ったものだ。この時は宮崎で150Kmほど走っていてそのときの燃費が19Kmほどであった。その後、佐賀まで行って、むしろ悪化。その後に福岡 から山口へここで国道9号線へ降りて延々走って鳥取まで行ったのです。


で、この車って高速道路を走ると、燃費悪くなるんです。酷い時は19Kmぐらいになっちゃいます。(それで良くないなんて言うなって?いや、カ タログ値から行くと悪いんです)これまでの平均はやっと20Km/Lぐらいでしょう。中には35Kmとか走っている人がいたりするんですけどね。

で、どうも渋滞道路を走っているときが一番燃費が良いみたいなんです。それと40Km/h以下の市街地で込んでる時。変な車です。で、先日書いたもの を・・・



プリウスというハイブリッド車に乗っているが、ホンダの新型シビックのハイブリッドのカタログを貰ってきまあ〜した。(実物も見たよ)
   
実物は普通っぽい車でした。トヨタのプリウスが「どうだ。これはハイブリッドだぞ」というのとはちょっと違っていた。普通なのね。
   
    ※と。ここまで書いてたらな次世代高速増殖炉の開発建設費を経済産業省
      が金を出すと決めたとNHKのニュースでやっている。ええ〜〜、又し
      てもとんでもない金をつぎ込む事になるぞ。
   
さて、 ホンダのハイブリッド、タイヤは195/65R1591Sサイズである。トヨタより一回り大きい。敢えて?細いタイヤで燃費一番と言う風に作ってはいな い。 のだろうけど、普通のシビックは205/55R16Sとなっている。
   
カタログ値から見ると31.0Kmとなっている。いろいろ付いてるタイプでも28.5Kmだそうな。プリウスの35.5Kmと30Km などと比べると良くないように見える。でもね。実際はどうかは走ってみないと解らないのだよね。
   
    車両重量は一番軽くて1260Kg重いほうで1300Kg。(30Kgほど普通のシビックよりも重い)
   
    プリウスは 1280Kgと1260Kg、ほぼ同じ重さである。 タイヤは185/65R88Sと195/55R1686Vである。
   
    さて、こういう細かいことよりも車を買う人が何を求めているかだ。
   
セールスのお兄さんは「ハイブリッド売れてます」とのこと。ただ、4ドアしかないのが苦しいという。ファイブドアとかがあればもっと売れると思うのだけど と聞くとそうなんですよ。とのお答えであった。
   
私ならエアウェイブのハイブリッド仕様を出す。これは、絶対に売れるだろうと思う。自動車は単に人を運ぶだけじゃなくて荷物だって運べなきゃ駄目でしょう にね。
   
で、出来ればこういう車に皆が無理なく乗れるようにしなくちゃね。それは、環境に良いことすると言うのが差別的な商品として付加価値として買われると言う のではなくて、むしろ、燃費の悪い車ほどお金がかかって非経済的だと言う仕組みを作れば良いだけなんだけどね。
   
今はこれも補助金です。だけどね。これを税金10年間無料にしますってすればあっという間に普及します。そして、燃費の悪い車の税金どんどん上げればいい んです。
   
    政策とは枠組みを作ることです。そう言う提案しません?自分らに補助金くれと言うのは止めましょう。
   
    環境に良い事すれば経済的でお得なんですよってすればいいのです。