「市民の、市民による、市民のための、共同発電所」設置プロジェクト
このプロジェクトは、一方的に、送られてくるものだと皆がおもっている電気を、これからは、自分たちの力でつくろうというものです。その為の発電所は、放射能や公害を出すことのない、太陽光・風力など、環境に負荷のかからないものでつくります。で、今回の計画では、お日様のめぐみをわけて貰う太陽電池を使った発電所をみんなで作ります。計画は以下のとうり。(宮崎の「太陽光・風力発電トラスト」を参考にしました)
1、発電所は、設置に関わる費用を各プロジェクトの参加者が共同で負担します。発電された電気は、設置場所の提供者に一度、一括販売しちゃいます。(販売価格は、その地域の電力会社に対する販売価格に準じます)で、この収入は、参加者みんなのものになります。このお金は、出資比に応じて、みんなに分けても良いし、何かの運動の資金にしても良いでしょう。どう使うかは、みんなで決めます。機器のメインテナンス費用などはこの収入で負担します。
2、発電所は、屋根を提供できる方と共同で運営します。
3、発電所は、必ず、系統連携されるものとします。(皆さんに電気を届けるため)設置場所はこんな所に・・・
この設備は、幼稚園や保育所、病院、共同作業所、福祉施設などみんなが利用し、役にたつ場所に設置しましょう。未来をささえる子供達や、頑張って自立しようとする「仲間」を助ける手だてにもなります。さらに、こうした施設は、そこに集まる人達に、エネルギーのことや、環境問題について学んで貰う良い機会を提供する筈です。
さて、では幾らぐらいあれば、この発電所は作ることが出来るのでしょうか?屋根の広さ、屋根の形状、さらに、国からの補助金があるか、ないか、にもよるのですが。最大10キロワット以下にしないと、難しい問題が出てきたりしますし、何処に設置するかも、大きな問題ですが、大体、現時点で、全部、補助金をあてにせず、工事も自分たちでするとしたら5キロワットのシステムで400万円以下で作れます。
ということであれば、宮崎のように、全員が5万円(宮崎のトラストはパネル1枚が一口、5万円となってました)出せば、100人程の人で1基つくれます。もし、もっと少ない人数でやるのなら、一人30万円ずつで15人ほどで作るという手もあります。また、一人が100万円、他を10人、20人で出すという手もあります。それぞれ、各発電所の具体的な規模や集まる人数、予算によってやり方、運営のやり方も変わってくるでしょう。
もう少し詳しい内容を知りたい人はここをクリック。
代表世話人 村本孝夫 (滋賀大学教育学部・教授・理学博士)
事務局(まだ駆け出し)中西秀夫 (同志社大学大学院文学研究科新聞学専攻修士課程)
と
「全国に市民共同発電所設置を進める会」 1997/07/05 設立
事務局 ng-nd@ma2.seikyou.ne.jp
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(順番は・・・・・・実は適当です)
* 濱川圭弘 (立命館大学理工学部光工学科・教授・阪大名誉教授・工学博士)
* 藤井絢子 (滋賀県環境生協理事長)
* 杉本憲夫 (株式会社 メイコウ 代表取締役副社長)
* 高倉秀行 (立命館大学理工学部光工学科・教授・工学博士)講演録
* 溝口 弘 (なんてん共働サービス・代表取締役)
* 東 善広 (琵琶湖研究所・研究員)
* 北川憲司 (県職員)
* 桧山真理 (県職員)
* 内田卓也 (浄土宗・福命寺 住職)
* 飯田哲也 (市民フォーラム2001)
* 石原一彦 (小学校教諭)
* 野口 陽 (ストップ・フロン滋賀事務局長)
* 浅井 浩 (滋賀県総合教育センター勤務)
* 中野惇夫 (南日本新聞社編集委員・鹿屋支社長)
* 長谷川公一 (東北大学文学部助教授)
* 和田 武 (立命館大学産業社会学部教授・工学博士)
* 小山徳子 ( 企画業)
* 木村康二 (琵琶湖研究所・研究員)
* 金井昭夫 (NHKディレクター)
* 浅井秀明 (滋賀県市民オンブズマン代表)
* 田中久男 (平窯・陶芸師)
* 居永 正 (農業・蒲生町議会議員・市民農園を考えている)
* 北野 進 (関電の原発立地候補地・珠洲を含む選挙区選出石川県議会議員)
* 奥野律也 (震災の町の市民ネットワーカー・ニックネームはトーチさん)
* 井野 文 (ひむか2号くんと暮す、さおり織りの講師)
* ブライアン・ウイリアムス (滋賀県在住の失われつつある?風景を描く画家)
* 乾 千恵 (身体障害にめげない元気な書家)
* 山口幸夫 (法政大学・工学博士・物理学、科学技術論)
* 野村一夫 (社会学者)
* 中山 均 (市民新党にいがた事務局スタッフ・県議会政策スタッフで歯科医)
* 中村 修 (京都精華大・人文学部講師 農学博士 環境学・経済哲学)
* 中川 弘 (元団体職員・太陽光発電のモニター事業に2回応募、2回とも落選)
* 小幡範雄 (立命館大学・政策科学部教授・工学博士)
* 池田陽子 (石田建築デザイン主任研究員・ホーリーランド代表)
* 山梨晃一 (元新エネルギー財団理事・横浜市立大学臨時講師・エネルギー大潮流の訳者)
* 三沢偉夫 (新潟市・PAI教育研究所・深志塾所長)
* 佐藤慶子 (絵本「富士山が怒った」の著者・レクスタ会員の佐藤電気工作所・専務)
* 寺村幸治 (貧乏だと言いながら月3万円の電気代を払うオーディオ屋さん)
* 森 貴男 (会社員)
* 近藤正臣 (俳優・自称長良川河口堰反対運動の人寄せパンダ)
* 吉田 孝光 (普通の人)
* 松尾 宏光 (当サイト掲載の反原発講座の講師・自然食品販売店勤務)
* 冨田 行一 (エコロジカルなボランティアを考える会社員・アースデイ・フェスティバルこどもの国実行委員会)
* 木戸 進次 (団体職員)
* 佐々木昌彦(ソルテクス代表・オーディオ・プロ社長・レコードマニア)
* 吉川 恭生 (美術家・エコロジスト・滋賀県安曇川町梅の子在住)
* 仁連 孝昭 (滋賀県立大学・環境科学部・教授・環境経済学)
* 長谷川有機子(環境音楽・スタジオ マイ ペース 代表)
* 萩 由美子 (本職はバイオリン弾き・ストップフロン関西事務局)
* 浅井 俊子 (情報工房【mps】代表)
* 佐々木耕司 (J-data代表取締役)
* 横田喜一郎 (琵琶湖研究所・研究員)
* 山崎 隆 (大津市坂本の麦の家の住人、農に根差した共生の暮らしをおくる。)
* 松峰 弘 (直接・間接併存の新議会制を求める会)
* 笹谷 康之 (立命館大学・理工学部土木工学
助教授)
* 阿部 圭宏 (淡海文化振興財団)
* 青木 幸雄 (田んぼ耕す・デザイナー)
* 板倉 安正 (滋賀大学教授・工学博士)
* 鬼塚 孝治 (車椅子に乗った ネットワークプランナー)
* 畑 直之 (市民フォーラム2001・地球温暖化研究会)
* 竹田 康宏 (美術家)
* 日高 義隆 (獣医・有機農法の廻生農園)
* 小竹 広子 (学生?・元気のいいお嬢さん)
* 遊磨 正秀 (京都大学生態学研究センター・助教授)
* 渡辺 武達 (同志社大学文学部新聞学科教授・ジャーナリズムの倫理、国際コミュニケーション論
)
* 高橋 健一 (社会福祉法人慶寿会特別養護老人ホームカトレアホーム
・施設長)
* 薗田千代恵 (県職員)
* 市橋 宏 (会社員・愛媛県に単身赴任中)
* 山口 真史 (豊田工業大学・教授・工学博士)
* 大井 淳一 (物集女ファーム 田吾作庵 ・目指すはパーマカルチャー農家、今はただの?会社員)
* 大林 ミ カ (原子力資料情報室・結構、気分屋さんで、抜けたとこもある凄い美人)
* 藤井 石根 (明治大学理工学部教授・機械工学、15年前からエネルギー自給住宅に住む・太陽エネルギー学会会長)
* 野崎 哲 (原水禁国民会議事務局・まだ30代の若き
ホープ?)
* 遠藤義裕 (福島県労会議 議長)
* 今村 修 (青森県反核実行委員会・代表)
* 奥村羊一 (彫刻家・宮崎在住・九十九くんシリーズの作者)
* 杉江 のぶあき (つくば市在住の普通のサラリーマン、賃貸マンションで独立系太陽光発電を運転中)
* 野口 由紀 (中国語勉強中の23才)
* 鈴木 聖二 ( 非学校化の試みというHPで真に学ぶ事を考え行動する学校の先生)
* 池上 甲一 (近畿大学農学部・国際資源管理学科助教授・農学博士)
* 日高貴代子 (ワールドママ基金代表兼小間使い)
* 小田々 豊 (四万十くじら・小田々農園・高知市民オンブズマン)
* 大内加寿子 (アスベストについて考える会)
* 安藤多恵子 (市民エネルギー研究所)
* 沢田享子 (滋賀県議会議員)
* 高比良 許実(家庭用太陽光発電をつけちゃった長崎・三和町の和菓子やさん)
* 野村修身 (市民平和訴訟の会・東京)
* 中務俊之 (会社員)
* 石橋 実 (都会でも環境問題を真剣に?考える山サイビギナー)
* 副田由理子 (詫間電波高専で性的いじめを考える会《ぐるーぷSTEM》
〜易しいセクハラ解説書〜「お猿の広場」)
* 横田信行 (環境問題に詳しい毎日新聞記者)
* 日笠敬介 (奈良大学学生)
* 白木和雄 (バンクーバー在住・Gaia 21主催)
* 白倉一路 (元滋賀県議会議員・医師)
* 藤永のぶよ (おおさか市民ネットワーク代表・市民共同発電所 KLES-1“陽だまり1号”プロジェクト代表)
* 丹羽 典子 (駆け出しのネットサーファー・本業は子どもに教えること)
* 井原 良忠 (彫刻家・あちこちと寄り道しながら、表現行為?を30年ばかり)
* 松ヶ平徳之 (北海道の通販物産で地域興しを・・・いなか物屋)
* 林 肇輝 (岡山大学医学部・助教授・病理学)
* 岡本加奈子 (ワーカホリックに慣らされている?しがない団体職員)
* 大窪和久 (原子力絶望新聞・ATOMIC AGE
主催)
* 黒木敦子 (プーの一、フリーマッケッター、在東京)
* 伊藤 清 (電力自給する自転車愛好家・500Wの太陽光とちっちゃな風力発電で at三重県鈴鹿市)
* 中本貴之 (ローカル通信舎/代表取締役編集長)
* 海東秀和 (大地−21プロジェクト代表・1998/01/24に新旭町長に当選したばかり)
* 清水祐喜 (岩手県のローカル紙の新聞記者で、森は海の恋人ホームページ運営者)
* 堀 洋一 (東京大学工学部助教授・電気自動車の研究やってます)
* 川阪京子 (地球と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)コーディネーター)
* 鳥塚俊洋 (環境を考えるJAF MATE編集者)
* 井田裕之 (日本市民の化学ネットワーク(JCCN)設立委員会)
* 宮川幸政 (職業は、漬物屋。大阪府美原町在住)
* 小澤明寿 (一橋大学経済学研究科(環境経済学)博士・4コマ&ジョークで環境問題を斬る!20XX年からの手紙)
* 上岡 裕 (田舎暮らしライター・オルタライフウェッブマスター)
* 柴田政明 (EIWAT CO.,LTD/潟Gイワット社長・KLES副代表)
* 井上和宣 (畝傍山の麓から )
* 佐藤建吉 (千葉大学工学部都市環境システム学科助教授、風車の技術と歴史、あさひゆめサイト21)
* 難波善男 (大学で電子工学を専攻、ここで太陽光発電にはまってしまった)
* 木村啓二 (大学生です。まだ駆け出し、勉強中)
* 倉本崇弘 (環境問題を考える会代表)
* 先崎綜一 (ライターです)
* 村田光平 (東海学園大学教授・元スイス大使 HP・村田教授の世直しサイト)
*
*
* ○○
同志社大学大学院・大学院文学研究科新聞学専攻の中西秀夫さんが事務局スタッフに加わりました。
今後、ng-nd@mxbiwa.or.jp と、この活動の事務局を務めます。皆さんのご協力をお願いします。
1997/10/01
関西で初めての「市民共同発電所を作る会」 1996/秋に設立
と
「全国に市民共同発電所設置を進める会」 1997/7月設立
を一つにしちゃいました。だって同じ事を言っているんですから・・・。(良いでしょう?)
【 事務局の独り言 】
これまで汚い電気しか流れてこなかった
だから、こっちからきれいな電気を流してやろう
ちょっと金は掛かるけど
銀行に預けるより良い金の使い方だと思う
一口乗ってみないかこのプロジェクト
一人で出来なくても何人か仲間を募って作れば良いじゃないか
無理はしないでやっていこう
【現在進行中のプロジェクトの各ページへ】
●湖北・市民共同発電所 「さといも」プロジェクト 1998/06/18 発電開始 (三つ目だよ)
●「町工場の屋根を市民共同発電所に・・・」 KLES-1“陽だまり1号”くん 募集中!
●野洲・郷土発電所「ほほえみ」プロジェクト(既に稼動中)
2001/06 稼動開始
●新旭・風車村・市民共同発電所「晴れちゃん1号」くん 2001/12 稼動開始
●いしべ・第二市民共同発電所「てんとうむし2号」くんプロジェクト 工事中 2002/12
●しがらき・市民共同発電所「ぽんぽこ」プロジェクト(検討中)
●ようかいち・市民共同発電所「たこたこあがれ」プロジェクト(検討中)
●市民共同発電所 「きょうと山の中」プロジェクト (事情があって休止中)
□ 太陽光発電の参考ページとウェッブサイトのページへ
賛同するが名前も、もちろん金だって出したくない。という人は、では、どうするのか、他の方法を提案して下さい。
で、具体的に自分で何か、実践して下さいね。
面倒で、大変かも知れませんが、現実を変えていくにはやはり具体的な行動が、どうしても必要だと思いますから・・・
(分かってて何にもしないのは、知らないより罪深い!と思う私 、ng-nd@ma2.seikyou.ne.jp は不遜かな?)
1998年6月6日開催しました。
「クリーンなエネルギーをつくる」 6.6集会 〜エネルギー・環境・地域自立を考える〜滋賀県彦根市で (これは終了しました)
□ 参考文献
「アメリカの電力事情を参考に市民電力公社を考える」 飯田哲也 「脱原子力社会の選択」新エネルギー革命の時代 長谷川公一 「デンマーク・ドイツ新エネルギー事情と政策提言」 和田 武
「新しいコミュニケーション手法による市民参加と政策づくり」 笹谷 康之