ここは「関西で初めての市民共同発電所をつくる会」の呼びかけに応えて
設置を決めた第1号「いしべに市民共同発電所をつくる会」のページです。
とうとうと言うか、やっとと言うか、発電開始しました。
初期値 買い電メーター 159kW/時 売り電メーター 131kW/時
発電メーター 5kW/時 ここから始まる。
1997/3/11
関西ではじめての市民共同発電所は滋賀県内にある「なんてん共働サービス」と言う企業の事務所 (ここでは障害者の仲間も一緒に働いています)に、具体的に設置しようという話になりました。計画は遅れていますが今年の5月迄には完成(させたいな〜、と謂うのはこのプロジェクトの提案者)。設備は出来ればすぐ稼働します。(原子力発電所よりは直ぐ出来るな〜、但し、系統連携の申込を電力会社に申請してから契約まで、最低2ヵ月は待たされるからもっと先になるでしょう)ここのプロジェクトでは、上記の賛同者の中から今の所5人ほどが出資します。
(2月5日に第二回。2月27日に第三回の事務局会議が開催されました。)この、プロジェクトが今後の市民共慟発電所プロジェクトの具体的な取り組みのモデルケースになるでしょう。
一般の出資者を募集します。是非、ご応募ください。(なかなか、進まぬ計画に焦りは禁物、気長にやるか?)で、この他にも設置出来る屋根を募集します。(福祉関係の共同作業所などが候補)また、このプロジェクトに賛同する企業も募集します。但し、個人住宅については今回は考えていません。(現時点では、個人住宅は基本的に個人負担で国の補助金を貰ってやるのが、筋でしょうから)
お待たせしました。やっと、このプロジェクトの銀行口座が出来ました。募金と出資金の振り込みはこちらの銀行口座にお願いします。4月には工事をはじめたいと思っていますのでよろしくお願いします。その後の打ち合わせで工事は5月に入ってから行われることになりました。
1997/04/20
このプロジェクトは1997年4月21日に滋賀県庁県政記者クラブでマスコミ向けに発表されることにななりました。報告がおくれましたがここにお知らせします。
現地写真公開、こんな場所に出来ます。
プロジェクト運営委員会5月17日なんてん共働サービスで開きます。5月10日に屋根工事、5月24日に設置工事します。皆さん来て下さい。お願いします。6月2日に系統連携発電開始予定!皆さんが仲間を集めて下さる時に説明する為のパンフレットに出来るようプレスリリースを手直ししました。
24日設置工事終了。工事レポートです。
とうとうと言うか、やっとと言うか、「てんとうむし1号」くん、発電開始しました。
初期値 買い電メーター 159kW/時 売り電メーター 131kW/時
発電メーター 5kW/時 ここから始まる。
溝口氏との電話での打ち合わせで、 なんてんは出来れば毎日、発電電気量などのメーターチェックと天気チェックを夕方行う。で、その記録を付ける。で、関電の検針日は1日とのこと。午後3時ごろ?関電と連携工事が行われた。立ち会いは京セラ代理店の茂森さん。ストップフロン事務局の野口さんら。夕方、問い合わせた所、0.3kW発電中との事。くもりと言うか雨というか、どうも、茂森さんは雨男らしい・・・。
発電3日目。雨降り続く。まったく晴れないそうで、発電メーターは21kW時。それでも16キロ発電しました。
明日以降、晴れの日にどれだけ電気をおこせるか?楽しみは先延ばし状態である。なんてんの溝口さんも、この取り組みで電気の事について本当に考えるようになった。と話しています。
発電量の報告。昨日5日は晴れ、で、最終メーター確認は41kW時。という事で5日のみの発電量は20kW時。まずまず良い結果。瞬間発電量の表示については午前中で3.0kW午後になってそれ以上が出るかと思ったがむしろ表示は低下したとの事である。 なんで?
なんてん共働サービスに電話で問い合わせた所、今日までの発電総量は111kW時。10日間ほど経っていますから1日平均10kW時以上は発電してます。これだけ天気の悪い日が続いていると言うのに・・・。結構なことです。 朝日新聞の昨日11日付けの家庭欄にこのプロジェクトの事が紹介されています。東京版と名古屋版には9日付で掲載されていましたが・・・。
あの役立たずの「もんじゅ」の建設費が 6000億円、我々が自腹を切って建設した「てんとうむし1号」くんが 370万円(設置工事を自分達で行ったのでこの価格で設置する事が出来ました)
でこのお金を使ったら1万7000のミニ発電所が出来たでしょう。(でも、これだけ大量に作れば300万円以下にってなっていたでしょうから2万台はできましたね)で、発電できた電気は10日で150万kW時発電した事になりますね。
で考えてみれば、このお金をイニシャルな補助金で出さずに発電評価金で出すことにすれば6000億円はいらない!ということです。でも、単年度予算と言うシステムでは出来ないか?ん、それは基金にしてそこから出せば良かったんでしょう。
今週の火曜日と金曜日に近畿地方で、内容は不満がありますが、この取り組みがテレビ、MBSとNHKで紹介されました。(録画したビデオがあります。もし、必要な方は連絡して下さい) MBSはインターネットで出資者を集めたと紹介しています。NHKはインターネットのHPの件については一言も触れていません。(おいおい、ちゃんと言ってくれよとお願いしたでしょうが・・・。どうも、マスコミは自分の都合の良いとこだけをつまみ食いして作るな〜)
双方の内容で、これによって「自分達の電気を自分で作れる」と言う肝心の事が伝えられていません。(残念)且つ又、これによって此れ迄の電力供給の在り方を考え直そうと言う事も伝えられていません。このHPを読まれた方はそのもつ意義を十分に理解されているとは思いますが・・・どうも、マスコミは見ている人をこの程度だとしか考えていないきらいがあるようです。
で、この後の問い合わせは?村本先生のほうには電子メールで反響はあったそうですが、出資しようと言う人は皆無だったそうです。損を承知でこの事業に取り組もうと言う変な奴はやっぱり、いない?
出資者の一人、市民オンブズマンの浅井さんからの報告です。
問題があります。この公民館自体建設費が地区住民の負担無しで作られ(普通は地区住民が半額負担します)、さらにこの決して安くはない太陽光発電設備がこれまた丸抱えの補助金で設置されたのです。(その売電料金はきっとその地区で飲み食いに使われるのです)何故かって?ここに空港を作ろうと言う話があってその為の補助金でこれは作られたのです。この地区だけが賛成に廻ったんだって・・・。
で、この地元の人達は、「全国初の環境に優しい公民館だ」と言っているそうです。これは、「全国でも初めての?さもしい、たかり根性で作った“環境に優しい”公民館」と言ったほうが正しいと、自分達で出資して発電所を作った我々からは見えますね。(近々、このさもしい公民館を写真で、皆さんに、公開しましょう)
これは、我々の発電所とは似て非なるものです。「人のふんどしで相撲を取る」ということわざがありますが、まさにこれがその通りの事で、そこの地区の人達はいい事をしたと思っているらしいのですが、本当は、これを、恥ずかしい事と思わない精神の退廃が問題なのです。ま、こうした事についてメーカーの側は文句を言う事は無いでしょう。物が売れれば良いのですから・・・。
この2日の発電開始から「てんとうむし1号」くんの総発電量 352kW時 で、この雨の多い時期になんと1日平均12.57kW時 発電した事になります。あの「もんじゅ」よりは偉いな〜〜。「もんじゅ」は今だに電気を大量に使っているんだろうな。
で、取り敢えず、会員名簿作りました。
昨日、なんてん共働サービスがインターネットに繋がりました。(但し、メールソフトが設定しきれませんでした)が、本日、目出度く、メールも開通したという事です。よかった〜!手伝われた? 瀬古 隆 さん、本当にご苦労様でした。
これまで、プロジェクトの構想段階から、てんとうむし1号くんに関わっていたng-nd@mx.biwa.or.jpが会社の一方的な都合で転勤します。本人は全く望んでいませんでした。で、転勤先は奈良です。奈良の田舎にもこんな発電所が出来れば良いのですが・・・。とは本人の弁。
さて、今回のプロジェクトの総会が開かれる事になりました。ちょっと、遅いのですが 9月の21日の午前11時に決定しました。場所は「てんとうむし1号」君の設置場所 =なんてん共働サービス=です。総会では経過報告や会員規約他の発表が行われます。また、このプロジェクトの今後の運動の方向性についても話が出ると思います。
(転勤とかで忙しく、報告が遅れています。すみません)
7月末の発電量のメータは738kW時、先月分を指し引いて、7月分総発電量は381kW時です。1日最大発電量は20kW時です。最小値は台風の来た日(26日暴風雨)で3 kW時でした。この7月は1日平均発電量12.29kW時です。
1日の発電量に関して、なんてん共働サービスの溝口さんは「暑いと発電効率が落ちると聞いていたが本当ですね。で、不思議な事に午前中のほうが発電量が多いようです。」との事でした。もしかすると、電圧変動による出力調整発電が起こっているかもしれません。調べる必要が有るかもしれません。
8月総発電量=381kW時 (累計738kW時) 1日平均、12.3kW時 (晴れの日最大20kW時)
8月総発電量=441kW時 (累計1181kW時) 1日平均、14.2kW時 (晴れの日最大18kW時)
9月総発電量=338kW時 (累計1519kW時) 1日平均、11.2kW時 (晴れの日最大18kW時)
10月総発電量=436kW時(累計1865kW時) 1日平均、14.0kW時
(晴れの日最大18kW時)
あれっ、数字が違っている?何故かな・・・
(更新サボってました。で、反省の意味をこめて上記の月別発生電力量をUP)
先月20日に滋賀県に此れ迄の補助金とは異なる社会的に発生電力量を評価する社会的な枠組みが作られるべきで地方自治体が担うべきだと言う提案をしました。なんてん共働サービスの溝口さんと環境生協の藤井さん、市民オンブズマンの浅井さん、事務局世話人?の中川が申し入れに行きました。(朝日、中日、京都新聞がその内容を翌日以降の滋賀県版で報道。テレビはNHKに事前に知らせたにも関わらず無視)
今後この件は、県議会での議員からの質問が12月県議会で行われる予定。県議会議員のうち1人にはレクチャー済み。質問事項にあげるとの事です。また、各党派には提出書類のコピーを渡してあります。税金で歳費を貰っている議員さんには仕事をしてもらいましょうね。
12月総発電量=145kW時(累計2212kW時) 1日平均、4.677kW時(晴れの日最大6kW時)
1998年 1月総発電量=166kW時(累計2378kW時) 1日平均、5.35kW時(晴れの日最大13kW時)
さらに
「教育関係の町の委員になったので、学校とかに太陽光発電を設置するように働きかけたい」
とおっしゃってました。
この記事をまとめられた方は、我々の運動の提起する問題点を良くは分かっていないようです。我々は、いつまでもきれいな電気の大安売りをやっていて良いとは考えていませんし、その問題点をクリアーしなきゃこんなもん普及する訳無いとも考えてます。パラダイムの変更って、やっぱ、現行の枠内でしか考えない「良識の朝日」の限界かな?こちらの最近の動き=滋賀県への再生可能エネルギー普及への提案等を視野に入れてもいないし・・・。
ま、それなりに出来る記者の方の集まる朝日がこの程度だから、世の中が変わらんのでしょうね。で、失礼かもしれませんが、少し、補足を入れさせて頂きます。(青字部分) このままじゃ、私たちって、良い事やっているただの変人グループって事になりますからね・・・。
「温暖化防止へ太陽光発電」 朝日新聞、2月10日 夕刊
で、狙いは共同発電所って名前がついているんだから、個人では無いという事が分からんのでしょうかね?
(この記事を書かれた方も含めて、認識が間違ったままで、生半可な知識で自分のストーリーを作って話をはめ込むマスコミ人が多いようです。だから、誤報を生むんだろうね。ちゃんと伝えられないと言うのは、日本のマスコミの責任能力の欠如だと思います。若しくは分かってても読者の理解力では分からないからと、こういう書き方をしているのか?そうだとしたら朝日の読者はずいぶん馬鹿にされていると言う事だね)
石部に2つめの市民共同発電所が出来るかもしれない・・・。
1998年 2月総発電量=243キロワット時 累計2621キロワット時 (一日平均 8.67キロワット時)
3月総発電量=378キロワット時 累計2999キロワット時 (一日平均 12.19キロワット時)
4月総発電量=343キロワット時 累計3343キロワット時 (一日平均 11.4 キロワット時)12月、1月、2月は惨澹たる成績でしたが、3月になって復活してきました。3月末で一応、実行委員会で年度締めの会計報告をしました。大体、10ヶ月運転で出資者には4000円ほどが返還されます。6月の6日に総会で報告します。
1998年 5月総発電量=491キロワット時 累計3843キロワット時 (一日平均 15.838kW時、最大22kW時)1998/10/01
6月総発電量=331キロワット時 累計4165キロワット時 (一日平均 11.033kW時)
7月総発電量=378キロワット時 累計4543キロワット時 (一日平均 12.193kW時)長らくお待たせしました。ここ1年の発電実績の報告です。
昨年、6月2日の発電開始から今年6月末の年間総発電量は4165キロワット時でした。
これは想定を少し下回っています。その理由は、どうも、てんとう虫1号君の南東側にある高速道路公団の緑化事業所の松ノ木が陰を作っている為、冬の間の発電量が平均で150キロワット時と極端に落ちているようです。(早く、松食い虫で枯れないかな〜、って。<これこれ!>)
で、この5月の発電総量が最大です。この期間、1年の内で最も日が長いことと、晴天に恵まれたということでしょう。(日が長いのは6月の夏至の日前後だけど今年は長梅雨で良くないですね)
先日、おっきな、おっきな?台風7号がやって来ましたが・・・、“てんとうむし1号”君は大丈夫で、今日も元気にきれいな電気を作ってます。で、1998/10/21
1998年 8月 総発電量=378kW時 累計4854kW時 (1日平均 12.6kW時、最大 18kW時)
以下、溝口さんのコメント
台風7号、九州にいた頃は何回か経験しましたが、滋賀にきては初めての超強烈台風でした。どうも石部と栗東ぐらいを通ったみたいで大変でした。電柱が折れたり、屋根が飛んだり、大木が道をふさいだり、停電になったり、自然のエネルギーのすごさを示してくれました。屋根のパネルは、若干屋根とパネルの空間が広まったような気がするくらいで、ちゃんと稼動してるみたいです。それにしても日照の少なさに驚いています。200kwいくかどうか、9月なのにこれじゃ、農作物もいいことあるわけないですね。
先日、夜中にNHKでハリケーンとか台風に関する、アメリカのドキュメンタリー番組を見てたら、「ハリケーン1個で年間のアメリカの使用エネルギー量を遥かに超えるエネルギーが放出されている」とのコメント有り、さもありなんと納得。記録者のng-ndの両親の住む三重県大山田村の近くの伊賀上野市では先日の台風7号で最大瞬間風速 54.7メートルを記録とか・・・。全く、このエネルギーを使えれば原発なんていらんでしょう?
(1998年9月26日現在) 累積発電総量てんとう虫1号君 5124kW時
1998年 9月 総発電量=294kW時 累計 5148kW時(1日平均 9.8kW時、最大 18kW時)※ 晴天日少なし・節電/使用量とも落ち着いてきた (溝口さんコメント)で、これを書いているng-ndの目に入るのは、大阪の梅田のビルの38階から見える大阪の街は四角い構造物の集積。ほんのごまかしの様に木が植わっているところがある。気が狂っているとしか思えないね。